9月21日(月)晴れ
今日はPに行く予定だが、あまりに早く行っても人が居ないと思い、午前中は観光する事に。 ヒロシがウ〇コをする為にトイレを借りにいったトコ。 結局トイレは無かった。まー防犯上当たり前だと思うが・・・・。 隣のビルでガタイのいいスキンヘッドでヒゲな警備員にトイレを教えてもらって駆け込んでた。 ちなみに小と大の間にドアの無い(一応見えないように遮る板はあるが、覗かれたら見られる)トイレだった。 さて、お目当てのBMXショップを見つけたが、12時からOPENという事で町をぶらぶら。 郊外は普通のアメリカの住宅地って感じだったが、中心部はヨーロッパ調の古い建物が多くていい雰囲気だった。 いい雰囲気なのでカフェでお茶でもしたくなったが、似合わないので却下。 近日中にクラシック系の音楽イベントが行われる様で、そのバナーを街でちらほら目にした。 橋の下に下りてふらついてると偶然その会場に迷い込んでしまう。準備の真っ最中であった。 その後この街を象徴する巨大な工場を見て、地元のSというBMXショップへ。 しかし12時を過ぎても開いてない為、近所の7-11にて簡単な物を買って昼食。 日陰で地べたに座り食う。 来た頃は道を走るのもドキドキしてたが、今ではもう慣れたもんである(笑)。 しかし暑い。天気予報では午後から曇りらしかったが、外れたみたい。 そして明日は雨らしいが・・・。 店に戻ってみると開店していた。 残念ながら写真を撮るのを忘れたが、店内はなかなかの品揃え。 といってもなんでもかんでもある訳ではなく、日本のそこそこ品揃えのいいBMXショップのレベルだと思う。 完成車はSUBROSAが多く、ピストもあった。あとKINKかな。 高級パーツやフレームはカウンターの中に置かれ、許可を得て見るといった感じ。 靴はNIKE6.0を推しているようだ。 服についてはANIMALやSKAVENGER等が多かったが、日本ではあまり見かけないECD(以前はDAN'Sで買えたが)はここではまだまだ元気である。 これからの季節に備え、ECDのロングスリーブTシャツとフーディーを購入。 ヒロシもTシャツを購入。 いつも変なTシャツを着ているヒロシだが、「初めて自転車関係のTシャツを買った」とのたまう。 ちなみに「日本から来た」と言っても特に目立った反応は無かった(笑)。 買い物を済ませた我々は一路Pへ。 中心街から適当に自転車を走らせると、いつもの「通勤路」に合流した。もう土地勘もついたのか? デイリークイーンでまた昼食。 しかしハンバーガーが小さい・・・。 後で知ったがどちらかというとアイスクリームやケーキの店みたいだね。 以前日本でも展開してたがもう撤退しちゃったみたい。 で、Pに到着。 オーストラリアクルーも既に到着。 フェンスの横でDigしてるのは・・・・Magillaであった! あー折角今回きんどーちゃんTシャツを持ってきたというのに着てくるのを忘れた・・・サインしてもらおうと思ったのに。 挨拶して「Oldboyを2本持ってるよ」と言うと、「Good!」と答えてくれた。 Magillaは乗りつつも、気になるところは黙ってDigといった感じだ。 ちなみに「LUCERO」のキャップを被っていた。 ジャンプを一個一個慎重に攻略している水色のTシャツのライダーを発見。 あの顔は・・・Sandy Carsonではないか!! ヒロシ曰く「ガイジンでも慎重に攻略するんですねー」との事。 いくらなんでも久しぶりだったり初めてのセクションはいきなりガンガン飛べんだろ・・・。 後で挨拶すると「おー日本かー、東京?大阪?」と聞かれたが、「日本海側です」と言っても「?」なリアクションだった。 ヒロシは「ベリーベリーカントリー」とか言ってたな。 あっ、またFosterが来てる!!「またお会いできて嬉しいです」と言うとニヤリとしてくれた。 そして上から降りてきたのは・・・Dave Kingだ!! 挨拶して「Dave King!」と言うとこれまたニヤリとしてくれた。 ちょっとアイントシットって言ってみたかったが、勇気が無かった(笑)。 しかしDave King・・・・ちょっと太ったんじゃないか?? うーん今日もGood Dayだー。 で、我々もライドを始めるも、俺はやっぱりいまいち乗れず・・・・って事でまた写真を撮る。 後ろは適当な日本語しゃべる人(笑)。 オーストラリアもレベル高そうですなー。 ライディングもヒゲもカッコよかった(笑)。 名前を聞いたがまたもや忘れてしまったのが残念・・・・。 夢中になって写真を撮ってると「Brother!」といきなり背中を叩かれる。 誰だ?と思ったらJayでした。仕事終わったんだね。 なので再掲載。 ※またまたスミマセン、よく調べてみるとDay3が正しかったです。 日数が経ってしまったので混乱してました。 その後も横を通る度に背中を叩かれるので、「コレは乗れって事かな?」と勝手に解釈する。 そんな訳で、また自転車をひきずってスタート地点に戻る。 ここでまたライダーが3人程入ってきた。 メガネのトッチャンボーヤみたいな雰囲気のライダー・・・PA WOODSのDVDによく出てくるあのライダー。 Dannyだ!! 「PA WOODSのDVDで君を見たよ」と言うと、ハズカシーッ!みたいな素振りを見せた。 で、Dannyのライディングだが、顔に似合わず(失礼)激ウマであった。 Pをガンガン攻めまくっている。ちなみに服装は今からジョギングでもするかのような格好だった(笑)。 あーでも上手いなー。大人数のトレインにも参加してるし。 で、俺の方は、いつものレーンは好きになれないので、なんとなくダウンヒルのバームからメインの大きなジャンプに入るレーンのサワリに入ってみる。 ダウンヒルはりんごでやってる為、意外といけそうな気が・・・・。 下りながらバームを右左、ロールして左バーム、小さいキャニオン、以降大きなキャニオンで禁断の領域へ・・・・という感じ。 小さいキャニオンまではいけるが、案の定大きなのにはビビって入れん・・・・という感じである。 それでもコソコソやってると、Jayが来て「お前一人でやってんのか?よし、後ろについてこいよ!」と言ってくれた。 Jayの後にピッタリついてスタート!右、左、ロール・・・・小さいキャニオンゲシらなかった!これはもう行くしかー!!そして飛べたーーーーーー!!!! あーなんかやっとPA WOODSらしいジャンプのサワリを飛ぶ事ができた!1個だけど。 ヒロシは「いいなー」みたいな顔をしてたら、Jayが「次はお前だ、いくぞ!!」と今度はヒロシを引っ張る。 もともとヒロシは他人に引っ張ってもらうのが大好きなので、ヒロシも難なく飛んだ。 2個目に入ったらミスって空中分解してたけど・・・。 俺は今度はDannyに引っ張ってもらう。 その前に一度セクションを歩いて再確認。 Danny:「ここはスピードが出すぎるから少しブレーキを当てて、次にローリング、そして小さいキャニオンは右から入って左に抜ける感じだよ」 俺:「よし、わかった!やってみるよ」 その後Dannyについて何度かチャレンジするものの、2個目には入れず。 俺:「Dannyありがとう、あとは俺の問題だよ」 Danny:「練習あるのみだ」 しかしもう辺りは薄暗くなってきた。暗くてコブが見えなくなってきたので終了。 ライダーもぼちぼち帰りだした。 帰りがけにMagillaとDave Kingにサインをおねだり(笑)。 Daveのサインにはやはり「ain't shit」と書かれていた。 俺:「俺は長い間ここに来たかったんだ、夢がかなったよ!」 Magilla:(「ハハ、んな大袈裟な」みたいな素振り) Dave:「そうか、良かったな!」 Magilla:「明日はどうする?」 俺:「うーん、多分C(割合的になんとなく最終日はCに決めていた)に行くと思うけど・・・天気が悪そうだね」 Magilla:「まあ持つんじゃないかな?」 2人が帰ると辺りはだいぶ暗くなってきた。 Jay:「明日はどうするんだ?」 俺:「Cに行くつもりだよ。そして俺達は明後日の早朝に日本に帰るんだ」 Jay:「おお、それじゃあ今日が本当のお別れだ」 俺:「今までいろいろありがとうJay。最後に一緒に写真を撮ってもいいかな?」 Jay:「Okだ。そうだ、皆で撮ろうか!」 と、この時残っていたメンバーで写真を撮る。 Dannyの友達がシャッターを押す。 「いくよー。合言葉は・・・・・BMX!」 右からJay、俺、白い犬の人、白い犬、Sandy、Danny、ヒロシ。 ちょっとピンぼけだけど一生の宝物になる写真となった。 Jayは「今日はDannyがお前らを送ってくれる事になったから安心しろ」 俺達:「ありがとうJay、いろいろ本当にありがとう!!」 駐車場でDannyの友人の車にBMXを積んでる間、JayはSandyとBMXでどこかへ行ってしまった。 Dannyの車に乗り込んで発進した直後、JayとSandyが向こうから走ってきた。 「ありがとう!!」と俺とヒロシは窓を開けて手を降りまくった。これでJayともお別れである。 帰りはDannyと車の中で話す。 Danny:「スペイン語は話せるけど日本語は知らないんだー。コンニチハ、サヨウナラ、アリガトウ、スズキ、ヤマハ・・・」 俺:「バイク乗ってるの?モトクロスか?」 Danny:「いや、スズキのクルーザータイプ(アメリカンの事)だよ」 ヒロシが明日の天気やアトランタの洪水の事を聞くと、「知らないなー。僕は明日からバケーションでさ、ピッツバーグのトレイルに行くんだ」とのお答え。 その他にもとりとめの無い話をした。 運転席のサンバイザーに彼女の写真らしきものが貼ってあったので、「コレはお前の彼女かー」とか、「PA WOODSのDVDでお前のファーストキスを見たぜ!」とかでニワカに盛り上がった(笑)。 さて、ホテルの前に降ろしてもらってからDannyに「nice to meet you」は日本語で何ていう?と聞かれて、すかさずヒロシが「はじめまして」だよと答える。 すると、Dannyは別れ際に握手する時「ハジミマシテ・・・」と言っていた。 ここに来て初めて知ったんだが、別れ際にも「nice to meet you」って言うんだね。 だから「はじめまして」ってのはちょっとおかしいのだ。勉強になりました。 そして間違った日本語を教えてしまいました。 ここでDanny達ともお別れして、俺達はメシへ。 今回実は2回目のRed Robin。 今日はいい気分だったのでラージサイズのビールを注文。 本当にドデカかったが、飲みやすいのでスルスル入る。 ウエイトレスのおばちゃんが最後に「お釣りはどうする?取る?それともチップにする?」と聞いてくる。 「ああ、じゃあチップで」と答えると、30年前に戻ったような口調で「サアァンキュゥ~」と可愛く言ったのがウケた。 ああ、しかしもう明日で最後かぁ~早いなー。 感動の別れを今日しちゃったから、明日は別に無くってもいいな・・・・ なんつって・・・。
by tanomotox
| 2009-10-03 01:02
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