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東海岸すてきな旅 Day6,7

9月22日(火)曇
朝起きたらどんより暗い。
昨日の天気予報では午後から雨とか言ってたが、朝見ると曇りになっていた。
こちらの天気予報は(も?)コロコロ変わる。
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ホテルからの眺め。

それにしても疲れが溜まってるな・・・・・。




MTVをボーっと観るが、ヒップホップばかりでつまらん。
ロックは死んだらしい。
アメリカ版あいのりをやってた。

ダラダラしてもいられないのでとりあえず外へ。
俺的にはダラダラしてても良かったのだが・・・・ま、せっかくだし!
とは言っても今日は平日、午前中にトレイルに行っても誰も居ないであろう。
そんな訳でまた観光。
大通りをトレイルとは逆の方向へ自転車を走らせる。
しかし俺の勘違いで、テーマパークと思って行った所がただの野球場だった。
なんだかどっと疲れる。

お昼頃に帰ってきてしばし仮眠。
少し回復したらCへ行く事に。

Cに行く途中、小さなスーパーに立ち寄り青いゲータレードを購入。
しかしここの店員は愛想が悪い。2回目だがイラっと来る。

そしてCに到着。
Chrisとオーストラリアクルーが居た。
オーストラリアクルーも来たばかりの様だ。
そしてChrisは帰ってしまった。

とりあえず全員で落ち葉掃き。
俺はホーキが無いので手で葉っぱや枝などひろう。
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DVDっぽい?

そしてまた誓約書にサインをし、ぼちぼちとライドの準備。

オーストラリアクルーの一人(といってもイギリス人らしい)が、「虫除けスプレー持ってない?」と聞いてきた。
俺はスプレーでむせるのがキライなので「虫除けウエットティッシュ」という物を持っていた。
俺:「これでどう?」
彼:「違うよ、俺の言ってるのはアレだ、シュッ、シュッ(とスプレーする真似)」
俺:「だからコレだよ!(アレ?虫除けってなんて言えばいいの?)」
彼:「だからスプレーなんだってば!シュッ、シュッ」
俺:「これがえーと、アレアレ、バグ!!ガード!ガード!」
彼:「(ホントかよ?しゃーねーなー)ありがと(フキフキ)」

勉強不足です・・・。

その間にライダーがぽつぽつと。
坊主頭でヒゲの太ったおじさん?といった雰囲気のライダーが来た。
あ、この人はFlash Gordonだな。とすぐわかった。
「日本人かい?」と言われて挨拶。
ほのぼのとした容姿とはうらはらに、ライドはかなりのものだ。
来てすぐにスルスルとバームを走り出す。ぐんぐんスピードを上げていく。
最後に製作中の大きなジャンプがあり、スピードを探っている様だ。

暫くすると、フラフラと長髪で自転車を持たない人がやってきた。
あ、Mark-T!
挨拶したが、なんだか酔っ払ってる様に感じた・・・気のせいか?

とりあえず我々はライドを始める。
相変わらず大きなジャンプが飛べない。
くそー、ここでJayが引っ張ってくれれば・・・・。
ヒロシは先日と違い、ステップアップに慣れたのか少しずつ攻め始めている。
しかしやっぱり大きいのに入れない・・・。

ここで昨日のPで白い犬を連れたライダー登場。
乗り始めるが・・・・Cでもハンパない高さを見せつけていた。
そして奥で360Invert・・・・。
写真を撮ってたオーストラリアクルーの一人もポカーンとしていた。

白い犬のライダーは、困ってる俺に「速すぎるよ!ちょいとブレーキングするんだ」とレクチャーしてくれた。
んが、それ以前にビビっているのでやはり入れず。
今思えば大きいと言ってもりんごの最後に比べれば全然大した事無い。
やはり場の雰囲気に負けてたのだと思う。
言い訳になってしまうが、無理して何とかなるほどのスキルも持ってないし、大怪我して周りに迷惑をかける事だけは避けたかった。

今回全く写真は撮りませんでした。
そのかわり動画。

オーストラリアクルーのトレイン。


エアー高!


C名物?


やられっぱなしでスタート地点で暗い顔をしている我々の前にMark-Tが現れた。
もう帰るみたい。
挨拶して「僕等はPA WOODSのDVDが大好きです」と言うと、ニヤリとして「サンキューメーン」と言いながらフラフラ去っていった。
ヒロシはこの「メーン」に妙にウケていた。

その後も我々はこのレーンと格闘していたが、結局何も進展せず。
他のライダーがぼちぼち面にシートをかけ始めたので、我々もライド終了してお手伝い。

最後にGordon氏にお礼を言う。
俺:「ありがとうございました、いい経験になりました」
Gordon:「それは良かった。いつまで居るの?」
俺:「今日が最後です」
Gordon:「そうか、また来いよ」

トレイルを出ると、先程乗ってたライダー達がクルマに自転車を積んでいた。
彼等に手を振ると皆返してくれた。
そして帰り道のアップダウン。
この坂を登るのも今日で最後かーとしんみりしつつハアハアしつつ登る。

そしてまたスーパーで夕食やおみやげの買い物。
もうそろそろ冷蔵庫の整理をしなくては・・・。
ちなみにおもちゃ売り場に行くと、日本で一時期流行って廃れたフィンガーBMXのコーナーがあったが、完売状態であった。
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流石BMXの街?
セクションも売ってました。
ちなみに俺はDK LEGENDとSTANDARD STA持ってます。

宿に帰るとオーストラリアクルーのうち2人とばったり会う。
挨拶して握手。

夜は荷造りをしながらTVの天気予報に集中。
よかった、明日の早朝は降らないようだ。
朝の6時のフライトだから、自走して自転車のバラシを考えると4時前にはチェックアウトしなければならない。
その時大雨だったら涙モノだからね。
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アメリカのTV番組ともこれでお別れかー。

明日は早いからとっとと寝る。
まーでも起きる自信はある。
ジジイは早起きなのだよ。


9月23日(水)曇

やはり目覚ましが鳴る前に起きた。
外を見ると雨は降ってないようだ。よっしゃ。
ダルいけど準備をしてチェックインの為フロントへ。
チェックアウトしようとすると女連れの黒人が2組。
俺達の方を見て「よう!」ってな感じでニヤリ。
夜中の3時半にチェックインか。
あ、そうか、しけこむのか。
安いからそういう宿でもあるのかな。

機械の関係か少々チェックアウトに手間取るが、無事完了。
真っ暗闇の道を空港まで自走!
すごく寒いので厚着をしてたが、途中で汗ダラダラになり後悔する。
前と後ろにぶら下げた満載のバックパックが肩に食い込む・・・。
朝からハードな内容だぜ。
これで雨だったら死んでた。
それにしても今回は本当に天候に恵まれた。
この日は朝8時頃から降るといった天気予報だった。

で、またもや空港の前で分解。
すぐ横で別れを惜しむファミリーが・・・チラと我々を横目で見る。

無事パッキング完了。
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早朝の空港は人影もまばら。

空港ではチェックインもスムーズにいった。
荷物預けの時「FIREARMS」と言われてわからなかったが、黒人の係員の人が「Gunだよ。バーン」とジェスチャーで教えてくれた。

飛行機に乗り込む。この街ともおさらばだ。
まだ暗い滑走路を飛行機は離陸していく。
ああ、いよいよPAWOODSとお別れか・・・・。
しかし本当にいい旅だった。

PAWOODSに一生に一度でいいから行ければいいと思っていた。
それが俺の夢だった。
それはついに叶った。
そして新しい夢が・・・・・・
それは「PAWOODSのレーンを一本でもいいからまともに飛びたい」だ。
コレはチョット難しいかもしれないなー・・・・・・まぁ夢だからいいか。

そしてもう一度行けないかなーと思い始めてる自分が居た。

おわり。
by tanomotox | 2009-10-06 00:08
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